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野菜作りに続き原木シイタケも仕込み完了しました。


十二の杜オートキャンプ場のエコビレッジ化を目指し野菜作りに続き、原木シイタケの仕込みが完了しました。
原木シイタケも自家消費しながら、キャンプ場来場者さんにキノコ狩り体験などをしてもらおうと考えています。

原木のシイタケの作り方は、半年前くらいに木を切っておき、井桁に組んで乾燥させておきます。

翌年の春になり、乾燥した原木に菌を植え付けてます。

間隔は横は20センチ程度間隔を空けて植え付けていきます。
縦の間隔は5センチ程度開けて植え付けていきます。

その後菌が満遍なく植え付けることが出来たら日陰の場所に、井桁に組んで乾燥させながらひたすら待つだけです。
2025年の春に約800菌植え付けたので来年の秋にはニョキニョキ出てくれるはずです。
今回植え付けに使った菌はどんこの菌なのでぼっこりしたシイタケが出来てくれるはずです。

本来であれば山の中に持って行きたいところですが、収穫が大変になってしまうし、山の中に置いておくとサルが綺麗に食べちゃうので管理棟付近に置いておくことにしました。
沢山原木が出来れば山の中に持って行きサルとわけっこしても良いと思っていますが、まずは自分たち用の食料にしていこうと思います。

今後毎年このくらいは最低でも作り続けていこうと思いますので原木シイタケ作りに参加してみたい方は来年のGWの終わったころにやりますので、ご連絡いただけたらと思います。
今回はわしの友人でもある方と二人で行いましたが、「普段ではできない体験を有難う、作業に参加すると食べ物に対する感覚が変わる、食べ物に対する姿勢が変わる」とおっしゃっていました。

畑作りや、キノコ作り、薪作りなどにも広く共通していえる事なのですが、今ではすべての物が当たり前に売られている時代で食べたくなったらスーパーに行けば当たり前のように食料が販売されていて、好きな時に好きなものが買える時代で有るがゆえに、食べ物に対して有難いという感覚が抜けているのだとおもう。
商品が売られているという反対側には誰かが作っているという事があり、それがどういった工程を踏まえて行われているかを知ることは本当に大事なことだと思っています。
十二の杜オートキャンプ場では、キャンプで大自然の中で癒され楽しんでもらうことも大切だと感じてはいますが、それに加えこういった体験をしてもらい体験や感覚を持ち帰ってもらえたら幸いかと考えています。
畑を耕すことや薪を作る事、キノコを仕込むことの労力、そして、それからどのくらいの時間を経たことで完成するのかを知ってもらえればと思います。
押し付けるようなことをする気は毛頭ないのですが、知らないという事は勿体の無い事だと思うので、ぜひ知ってもらえればと思います。

エコビレッジ作りは随時参加者を募集していますので是非参加してもらえればと思います。
そのタイミングでやることは変わりますが、楽しい作業をしながら経験を積んで貰えればと思います。

本日も有難うございました。