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十二の杜オートキャンプ場のは秋真っただ中の営業を行っています。
2025年の秋は日中少し暑い日が多いような気がしています。
今年の春は寒い日が多かったような気がしていましたが、今年の秋は少し暑い日が有るような気がしています。
暑いといっても気温は20度台後半くらいなので、里に比べれば過ごしやすいです。
朝晩はしっかり気温が下がるので寝苦しい感はゼロなので、夜はテントでもぐっすり寝れることは間違いなしです。
しかも、この気温のおかげで夜の星空やお月様がだんだん綺麗になってきました。
これから冬にかけて、どんどん空気が澄んでいき、日を追うごとに夜空が美しさを増していくのです。
この時期になると虫もいなくなり、本当に快適にキャンプを行ことが出来るので、だれにでも過ごしやすいキャンプの時期になってきているのだと思います。
最近のお客様から「このキャンプ場はクマは出ますか?」という事をよく聞かれますが、今までにクマが降りてきたことはありません。
私はほとんどテレビを見ないので、よくわからなかったのですが、最近のテレビで連日クマ騒動の報道が行われているようで、この問い合わせが多いのだと後で知りました。
十二の杜オートキャンプ場のある六合地区は数十年前の植林ブームに乗ることなく、昔の原生林が残っているということも有り、人の入らない森に沢山のクマのえさが有るのでクマはわざわざ人がいるところまで降りてくることが必要となっていないようです。
昔の原生林とは以前からそこに自生する広葉樹たちの事です。
楢の木をはじめとする広葉樹はこの秋になるとドングリを落とします、それをクマが食べているのです。
もちろんドングリだけではなく、ハチの巣やキノコなど色々な物をクマが食べることで森の食物連鎖を維持して環境を整えてくれているのです。
そもそもクマは警戒心も強く、十キロ先に人間がいることがわかるようなので、わざわざ近づいてくること自体が考えられない事なのですが、それでも市街地に降りてくるのは相当えさ場が無くなってきているのだとおもいます。
食べ物が無く仕方なく人里に下りる必要に駆られているのだと思います。
針葉樹の植林された森ではクマのえさが無く、根も浅い事で保水力も少なく災害にも弱い森になっていることのしっぺ返しを今人間が食らっているという見方も、出来てしまうのではないのでしょうか。
このことは、今どうしようかという、短期的な施策とともに、中長期的にどうしていかなくてはいけないのかの、両方の考え方が必要になってきているのだと思います。
なんか、秋キャンプの話を書こう思っていたら、クマの話になってきちゃいましたので、この辺で終わろうと思います。
後日クマの話だけのブログも更新してみようと思います。
本日も有難うございました。