お知らせ

最新の近隣のクマの状況をお知らせします。


昨年はクマが市街地に降りてくるという異常な現象が東北地方を中心に良く表れていたようで、日本中がピリピリしていた印象が有り、
キャンプ場に来てくれているキャンパー様も多くの人が神経質になっていた印象が強くありました。

そんな中で、ご来場いただけるキャンパー様から「ここはくまでますか?」とよく尋ねられてことがありました。

その答えは、「近所の山にクマは存在しているが、キャンプ場に現れたことはないです。」

この感覚が山に住む人間の素直な感覚です。
去年のクマ騒ぎが起こる以前から、山に住む人はクマが近くに住んでいることは知っているし、むやみに人に近づいてこないことも知っている、
なんなら、人を怖いと思い避けて生きているという事も知っているので、別段不安になることが無いのです。

しかし、その感覚を持つ山の人間も、市街地にクマが現れることは非常にびっくりしていると思います。
まして、人家に現れるという事は非常事態なんだと思いました。
そして、直感的にえさ不足が大きな原因の一つだと感じました。
普段人間を避けて生きているクマがリスクをおかし人前に現れる、なんてことはそこまでしないと生きていけないくらいに追い込まれているのだと思いました。
原因の一つは、山が荒れてしまいクマのえさが無いってことが大きいと思います。
クマは雑食動物で主に木の実がメインの食事なので木のみが山に無いことが大きいのだと思います。

知っているか知らないかは割らないのですが、クマは肉をあまり食べないので人間を食べる行為はあまりしないのです、
出会いがしらに襲われる人はいますが、襲って人肉を食べたいわけではなく、びっくりしてはたいてしまうくらいで、食べたいから襲うわけでは無いのです。

そして、クマのえさとなる木の実は主にドングリなどで、ドングリのある山のクマは人里に降りては来ていないので、降りてくることは無いと思います。

標高が800m以下の山は数十年前に原生林が倒され、杉・ヒノキの植林が行われ、人間都合で放置され、今では荒れ果ててドングリなどの木のみは全くなくなってしまい、クマのえさが無くなってしまったことが大きな原因の一つとなっているのだと思います。
そこで暮らしているクマにとっては本当に死活問題になっているのだと思います。
この対策としては、今ある杉檜を適宜伐採をして、昔あった原生林を戻していくことしかないのだと思います。
時間はかかるとしても、これを行うしか方法は無いのかもしれません。

標高1000m級の場所は幸いなことに、気温の関係で杉檜の植林には不向きな立地という事でほとんどが原生林が残っているために、今でもクマのえさが豊富に残っているために昔と変わらず、クマが人里に降りてくることは無く、私たちはほとんどクマを見ることはないのです、
ですから、見極めのポイントは、周りの山が原生林が多いのか、杉檜の山が多いのか、標高はどのくらいなのかをポイントで見ていくことも重要になってくるのだと思います。
一概に怖がらずに、見極めのポイントを持っていただけたら幸いかと思います。

本日も有難うございました。