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この、かんばらかんのんどうは十二の杜オートキャンプ場から車で30分程度、浅間山方面に向かったところにある観光スポットになります。
かんばらかんのんどうは今から250年程度前に起こった浅間山の大噴火の時にこのかんのんどうに逃げ込んだ村人たちだけが生き残るという奇跡のかんのんどうとなります。
当時の噴火規模から行くと村人600人くらいは全滅していてもおかしくないほどの大噴火でしたが、このかんのんどうに逃げ込んできた村人たちだけが生き残るという本当に奇跡のかんのんどうとなります。
そして、生き残った人達で村を再興するという事を決めて、今に至っているというすごい地域なのです。
このお話は群馬県の50歳台の人たちなら学校の教科書で教わっていたようです、今では教えてないですが、「おわりとはじまりものがたり」みたいな名前で以前は教科書に載っていたようです。
こんな感じで、大きくはないのですが、歴史は古くその当時からずっとここにあるのだと思うと感慨深いものがあります。
以前にここを訪れたときに、語り部さんのような方とお話をしたことがあって教えてもらったのですが、このかんばら地区の人たちはその250年前のことを忘れないようにその時事を歌にして毎月供養しながら受け継いでいるのだと言っていました。
そういう、長い時間忘れずに供養し続ける事が本当に大切で次の噴火を抑えているのだとお話していました。
しかしながら、最近は高齢化も進み過疎の村なので受け継ぐことが難しくなってきているとも言っていたので、少しでも多くの人が参拝に訪れて多くの人に触れてもらいたいと思います。
かんのんどうの隣にその当時の事が詳細にわかるミュージアムになっているので詳しくは見てもらえればと思います。
その隣には食事処もあるので半日くらいは遊んでこれると思います。
ミュージアムの展望台からは周辺を一気に見渡せる作りになっているので絶景ポイントとしても楽しめると思います。
キャンプ場に連泊するときなどは歴史の勉強になりながら、ご飯も食べれて、絶景を楽しむことが出来るのでお時間が許す人は一度行ってみるのも良いかと思います。
ちなみにミュージアムの中にこんなものもありました。
じゃじゃーん!!
縄文土器です。
やはりこの地域は縄文文化が16600年以上前からあったようです。
東吾妻にもハートの縄文土器などが発掘されてシンボルっぽくなっていることもあり、ポールシフト以前はこの地域は温暖で暮らしやすかったのかもしれませんが、今ではわかりませんが、、
そんな歴史に思いをはせてみるもの、楽しい時間の使い方なのかもしれません。
本日も有難うございました。